アメリカンフットボールチームOSAKAマーヴィーズの小学校チームの活動記録

チェスナットリーグに所属する小学生と中学生のアメフトチーム、OSAKAマーヴィーズの小学生チームのコーチによる活動日記です。参加してくれる選手をいつでも募集しております。

2019/12/14練習

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2019年12月14日(土)大阪マーヴィーズのJP(小学校低学年)チームの練習を終えました。参加人数は18人(1人お休み)でした。先々週体験入部に来てくれた4人がまた来てくれました。またいつでも来てくださいね。

本日の練習内容は、パスキャッチ練習をアップがわりにして、小学校高学年チーム、中学生チームと合同でパシュート練習をおこない、そのまま全体でアジリティ練習をおこないました。

コールダッシュをしてから防具をつけて、ウォークスルー(歩く速度でプレイのアサイメントの確認)をおこない、Pチーム(小学校高学年)に協力してもらい、スクリメージ(試合形式練習)をおこないました。最後にリレーをしました。

 

来週(2019年12月21日)の土曜日も大阪産業大学付属高等学校にて19時から練習をおこないます。18時45分くらいからグラウンドでパスキャッチ等をおこなっていますので見学や体験希望の方は19時より少しはやくきてください。ただし試合前日の練習ということで練習は20時ちょうどまでです。よろしくお願いいたします。

大阪マーヴィーズでは、アメフトを始めてみたい子供達を募集しています。小1から中学3年生までいつでも大募集中です。大阪市城東区にある大阪産業大学付属高等学校の人工芝グラウンドにて、毎週土曜日19時から20時45分まで練習をしています。ヘルメット、ショルダーパッド、試合用ユニフォームの上はチームのものを貸し出しします。(フットボールパンツや練習ジャージ等は自費購入)

アメリカンフットボールという団体スポーツを通じて、仲間と共にひとつのことに取り組む喜びと難しさを子供達に知ってもらいたいと思っております。見学、体験なんどでも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

お問合せ | OSAKAマーヴィーズアメリカンフットボールクラブ

 

〜コーチ金谷の感想〜 

12月22日(日)に向けての残り2回のうちの1回の練習を本日終えました。来週は1時間ちょっとだけですので、時間をかけてプレイの確認ができるのは本日の練習が最後となります。JPチーム(小学校低学年)のコーチをするようになって3シーズン目も12月22日の試合で終わりとなります。

マーヴィーズでは中学生チームには大学生コーチが来てくれたりしていますが、小学生までは基本的にはその保護者の方々(アメフト経験者、未経験者それぞれ)がコーチとなり、チームを作っていきます。それまでのコーチからの引き継ぎもあるとはいえ、小学生のアメフトを教えるという、それまでにやったことのないことをするのは本当に大変です。息子の入部と共に小学校低学年チームを教えてきましたが、やっと低学年の子供達にアメフトの楽しさをしってもらうと共に勝利を目指すチームを作るためにやるべきことが理解できてきたかなと思っていたのですが、来週の練習と再来週の試合で、息子も私もJPカテゴリーからは卒業となります。

 今季の夏くらいから子供達の成長をすごく感じるようになってきました。今季のJPカテゴリーにとって幸いだったのはコーチが私を含めて5人いたことです。5人が役割を分担し(見学、体験に来られた人の対応もありますし、防具をつけはじめてヨチヨチ歩きの小学校1年生から、50メートル走を8秒ちょっとで走るアスリートの3年生までが混在しているのが小学校低学年チームです。)今季は特にアメフト未経験のコーチの方々が体験に来られた子供達や、まだ防具を付け始めたばかりの子供達への対応をしっかりやっていただいたので、見学にきた子供の入部率が高く、またチームを離れる人の割合が低かったと感じています。

 低学年チームのアメフトというのはとてもシンプルです。オフェンスもディフェンスも基本的にはリーグが決められたプレイブックに従ってプレイしますし、子供達はどうしてもミスが多くなります。また、タッチフットボールであるため、ダイブ、ブラストといった真ん中のプレイを積み重ねていってタッチダウンという展開にはあまりなりません。またパスの完成度が低いこともあり、得点になるのは、スイープやQBのオープンラン、そしてそれのリバースプレイという展開が、私見ですが8割くらいになります。

 しかし、高校や大学等でアメリカンフットボールを経験してきたコーチは子供達にたいしても大人と同じアメリカンフットボールをさせようとしてしまいます。ダイブの裏にダイブオプションがあり、ダイブフェイクのパスがあるというような考え方です。昨年のマーヴィーズのJPチームはまだそんな感じであったように思います。ディフェンスも総合的に守ることを考えてしまっていました。限られた練習時間の中では完成度をあげることはできず、そしてその完成度の低いディフェンスではベストなタイミングのトスを加速した状態で受けてそのままオープンを走ることの完成度を上げ続けてきたチームのオフェンスを止めることができませんでした。何度となくオープンプレイ(リバースプレイ)で独走に持ち込まれました。監督からはJPカテゴリーでの戦い方を指摘されていたのですが、まだそれを徹底することに躊躇する部分があったように思います。

それがようやく今年の夏頃からJPカテゴリーのアメリカンフットボールに取り組みだすことができ、この冬になってそれが少しずつ形になってきています。12月1日の上ヶ原ブルーナイツ戦では、私達より数段強いチーム相手に、ラスト1分までディフェンスは0失点で頑張ることができました。(最後はやはりスイープからオープンを走られてしまいました。)もうちょっと前からコーチ間のコミュニケーションを増やして、JPカテゴリーのアメリカンフットボールに取り組むことができていたら、9月の試合も、この12月の試合もまた違った結果になっていたのではないかと感じます。12月22日のラストゲームは、相手は12月1日と同じ上ヶ原ブルーナイツです。私達より数段強い相手ですが、勝利して子供達を喜ぶ顔がみたいと思っています。そのために最後までコーチとしてできることをやってあげたいです。

マーヴィーズでは選手をいつでも募集しています。現在JPチームが19人います。これがまずは25人になれば練習の内容が質的に大きく変化しますし、攻撃と守備をそれぞれ違う選手が分担することにより、戦力も大幅にアップしていくと思います。私達はまだまだ発展途上のチームです。コーチ陣も経験等に違いがあります。しかし、子供達にアメリカンフットボールというスポーツの楽しさをしってもらいたいという思いは他のチームのコーチの方々に負けないと思っております。子供にアメリカンフットボールをさせてみたいなとお考えの保護者の方は1度マーヴィーズの練習を見学、体験に来てください。お待ちしております。

 

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(監督の話を聞く子供達)