2019年9月28日(日)大阪マーヴィーズのJP(小学校低学年)チームの練習を終えました。参加人数は16人(3人お休み)新しい人が来てくれてアメフトを体験しました。また来週以降もいつでもお待ちしています。
練習内容は最初の30分で基礎的な練習をして、次の30分で9月23日の京都リトルベアーズ戦のビデオを全員で見ました。その後グラウンドに戻って、前回の試合の反省点の一つであるオープンプレイ中心のスクリメージ(試合形式の練習)をおこないました。
来週(2019年10月5日)の土曜日も大阪産業大学付属高等学校にて19時から練習をおこないます。見学や体験希望の方はそれより少しはやくきてください。小学校低学年の場合は、コーチのトウセあるいはカナタニを探して声をかけてください。高学年はコーチのカワサキ、中学生は監督のコダンに声をかけてください。
大阪マーヴィーズでは、アメフトを始めてみたい子供達を募集しています。小1から中学3年生までいつでも大募集中です。大阪市城東区にある大阪産業大学付属高等学校の人工芝グラウンドにて、毎週土曜日19時から20時45分まで練習をしています。ヘルメット、ショルダーパッド、試合用ユニフォームの上はチームのものを貸し出しします。(フットボールパンツや練習ジャージ等は自費購入)
アメリカンフットボールという団体スポーツを通じて、仲間と共にひとつのことに取り組む喜びと難しさを子供達に知ってもらいたいと思っております。見学、体験なんどでも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
(東瀬コーチの話を聞いています)
〜コーチ金谷の感想〜
9月23日の京都リトルベアーズさんとの試合のビデオを見ました。良かった点、反省すべき点を伝えました。アメリカンフットボールは11人全員に役割があります。例えば右プロIの右のダイブ(中央をRBが走るプレイ)ならば、対面がいるOL(攻撃の一列目の選手)は対面の選手をブロックして、対面がいない選手はLBをブロックにいきます。TEの選手はすぐ近くのDEをブロックにはいかず少し外にいる2列目のLBの選手をブロックにいきます。QBはFBにボールを渡した後、TEがブロックしなかったDEに向かって走っていきます。もう一人のRB(TB)は右側のオープンサイドを目指して走っていきます。細かい説明は省きますが、全員がそれぞれ違う目的のもとに違う動きをします。
守備においても、11人それぞれが役割があります。全員がボールキャリアにタッチすることを目指すわけですが、でも先ほどの右のダイブで攻めてこられたときに、その逆サイドの守備のDEはそのダイブを止めようと真っ先に飛び込んでいってはいけません。DEはそのダイブのふりをしたプレイ(FBに渡すフリをしての逆サイドを走るプレイ)が来るかもしれないので、その場でそのダイブのふりをしたプレイでないことを確認するまでは、自分に持ち場である左サイドを守ります。各自が自分のやるべきことを理解して、それを実行する。これがアメリカンフットボールです。
しかしながら、大人でもそれを11人全員が実行するのは難しいです。私はシニアフットボールという40歳以上のおじさんのチームで今も現役でプレイしていますが、11人全員が各自の役割を理解した上で適切な動きをすることはなかなかできません。
15年や20年以上アメフトをプレイしていてもなかなかできないのですから、小学校1年生から4年生までで構成されるJPチームではそれをやるのは本当に難しいことです。しかしながら、それを目指すことがアメリカンフットボールというスポーツだと思いますので、ミーティングで伝えると共に、保護者の方々に練習や試合の動画を共有してもらって、そこに各選手の動きについての寸評も共有してもらうようにしていますが、まだまだ各プレイ毎に4〜5人あるいはそれ以上の選手が自分がやるべきことを理解できていないのが現状です(今年の夏に入部した子供達も多いのでしかたがないところもあります。)これを次の試合までに11人全員が理解して行動できることを目指していきます。
下の写真でボールが頭にぶつかって痛そうな顔をしているのは小学校2年生のレンちゃんです。彼は今年、お兄ちゃんのカンちゃん(小3)と一緒に入部しました。今の時点では、先ほどの例で言えば、ダイブというプレイの意味もDEというポジション名も、まだほとんど理解できていないと思います。でも、少しずつ成長していっています。兄弟のお父さんは、私が保護者向けに送信しているプレイの寸評を読んでくださってるようです。子供のアメフトを通じて保護者の皆様もアメリカンフットボールというスポーツに興味を持っていただけたらと思っています。
(パスキャッチ練習でボールが頭にぶつかったレンちゃん(小2)